『家族葬と密葬はどう違うのですか？』

◆家族葬と密葬の違いとは？

「家族葬」からご説明いたします。

その名の通り、家族や親族、そして近い方という参列される方を少人数に押さえた、小さいお葬式スタイルのことです。

一般的なお葬式と内容は変わりません。参列者が少人数の為、費用は低価格です。
低価格に目が行きがちですが、他にも家族葬が選ばれる理由があります。

家族葬ときくと、家族親族のみで行うお葬式のように感じますが、そういうわけではありません。
家族葬は、お亡くなりになった方と最後の時を静かに過ごして頂けます。

先ほど少し費用に触れましたが、家族葬は参列者が少ないため、一般的なお葬式に比べると接待にかかる人件費、返礼品、お料理などにかかる費用は安く抑えることできますが、参列者からのお香典も少なくなります。

どのようなお葬式にするか決める際には、葬儀社から見積もりをとって決めましょう。

「密葬」をご説明いたします。

「密葬」とは、身内だけでお葬式をした後に、もう一度一般の参列者を呼び本葬を行う葬儀を言います。

一般的にお葬儀の流れは

お亡くなりになってから準備にかける時間はありません。

例えば、著名人や企業の取締役の方がお亡くなりになった場合、多くの方が参列されることが予想されます。

その場合準備に時間が必要になります。
そしてお遺族の方々も対応に追われ、ゆっくりお別れができないことが考えられます。

そういったことを考慮し、親族の方や近い方のみで落ち着いた状態で行うお葬儀を「密葬」といいます。
その後に行われるお葬儀の呼び方としては「お別れ会」「しのぶ会」「追悼会」などと言われます。

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以上のように
「密葬」と「家族葬」は全くちがうものであることが分かりました。

お亡くなりになった方の立場によって変わってきます。
家族葬にしても参列者が多かった……なんてことがないように事前に調べておくことが大切です。

そして「密葬」で行うときの注意点です。

著名人が亡くなった時のニュースを思い出してください。

「親族のみで葬儀をとり行いました……。後日お別れ会を行います。」と報道されることから分かるように、お葬儀が終わってから亡くなったことをお知らせします。
「密葬」という漢字からもお分かりになるように亡くなったことは秘密にして行うお葬儀です。

密葬の際には参列される方に理解して頂き、密葬を行うことが周囲に広まらないようにすることが大切です。

◆ 最後に

家族葬と密葬の違いは

でした。

共通点は

どちらも、お亡くなりになった方とご遺族が静かに穏やかに過ごせる時間を設けている。ということでした。

もし分からないことがありましたら、お葬儀のプロ、葬儀社へお問い合わせください。