危篤を告げられたのですが、何をすればいいですか?

今回は、「危篤を告げられたのですが、何をすればよいか?」についてお伝えしようと思います。

まず「危篤」は医師によって告げられます。
ご病気、事故などで、もう回復の見込みがない場合に医師がご家族に伝えます。

大切な方が「危篤」と聞いたら……何をする…….。気が動転して、正直それどころではないですよね。

そこで、ここでは「危篤」と聞いた時、慌てないように心構えをお伝えしたいと思います。

先ほどお伝えしたように「危篤」は、回復の見込みがない場合です。
辛い状況ではありますが、近しい方が最期を見送ることができる、大切な時間のために心の準備をしてください。

◆身近な、最後看取って欲しい方に連絡をする

一般的な基準としては

  • 同居している家族
  • 三親等以内の親族
  • 親しい知人、友人

といった方になります。

たくさんの方を呼びたい気持ちになるかもしれませんが、場所は病院である場合が多いです。

他の患者さんなどいらっしゃいますので、大勢にならないようにしましょう。

※親等とは

一親等:本人から見て「父母」「配偶者の父母」「子」

二親等:本人から見て「祖父母」「兄弟姉妹」「配偶者の兄弟姉妹」「孫」

三親等:本人から見て「伯父伯母」「曾孫」「姪甥」

◆ご臨終になった場合

「危篤」というのは、前述したように回復の見込みがない状態です。

もし一命をとりとめたとしても、先は長くないと覚悟を決めて、ご臨終になった場合も想定しておくことで、いざというときにも慌てずに亡くなった方との時間を大切にできるのではないでしょうか。

ここでは、もしもの時にしなければならないことを、簡単にお伝えします。

遺体を搬送する手配をする

葬儀社を決める

遺体安置場所を決める

この3つは、大切な方が亡くなった後、すぐに行わなければなりません。
病院、施設によりますが、すぐに退所しなければならない場合もあります。

こんな時のために、終活をしておき、早めに葬儀社を決めておくのもおすすめです。

さらに、上記3つと同時に行う手続きがあります。

それが、 死亡診断書の受け取り です。
これは遺体搬送時に必要になります。死亡確認をした医師が発行します。

この死亡診断書は、行政へ提出する死亡届、保険関係、遺族年金手続きなどで使用します。

葬儀に関して葬儀社と打ち合わせ となります。

危篤、ご臨終からは、しないといけないことに追われてしまいます。

そこで近年は「終活」をする。「エンディングノート」を記入しておくことがご本人のためにも、ご遺族のためにもなるとされています。

分からないことは、葬儀社や、終活相談窓口などで相談してみてくださいね。

◆まとめ

「危篤を告げられたのですが、何をすればいいですか?」のお答えとしては、
「急ぎ、身近で最後を看取って欲しい人に連絡する」でした。

もしもの時には。大切な人の最後を心穏やかにお見送りできることを願っております。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。