お葬儀の時のバックに何入れる?どんなバックを選べばいいの?
お葬儀の連絡があった時、喪服、靴などの準備のほかに、バックの準備があります。
お葬儀の時に、普段使っているバックというわけにはいきませんよね。
そこで今回は、お葬儀に参列する際のバック、持ち物のマナーについてお伝えしたい思います。
◆バッグの選び方
では、結び方です。「結び切り」「あわじ結び」この2種類が一般的です。
バックの色や材質について
- バックの色は黒色が基本ですが、黒色の中でも、艶のないマットな色を選びましょう。
- 革製品は避けましょう(殺生を連想させるため)。革のバッグを使用する場合は、目立たないシンプルなバックを選びましょう。
- ビーズ、金具、留め具など、光るパーツを使っているものは避けましょう。もし使っていても目立たないものを選びましょう。
- デザインはシンプルなもの。あまり飾りのないバックを選びましょう。
バックの大きさは小さめ
ハンドバックのような腕にかけるバックがよいでしょう。
ショルダーバック、トートバック、リュックタイプのバックなどは、カジュアルに見えますので避けた方がよいと思います。
持ち物がバックに入りきらない場合は、サブバックを用意しましょう。
お子さまがいらっしゃる方は、大きな荷物になってしまうと思います。
その際もサブバックにし、葬儀社の方にサブバックを置いておける場所を確認、ロッカー等がある場合はお預けするのがよいと思います。
意外とバックに入れたいものは多いですよね……。
お香典、数珠、お財布、スマートフォン、ハンカチ、ティッシュペーパー等々、会場で必要なものはバックに。
それ以外のものはサブバックに入れておくのがスマートかもしれませんね。
長く使えるもの
お葬儀は年に何回もあるものではありません。何年も使うことができるものをお薦めいたします。
持っていたら安心という観点からも、一つもっておき、何年もお使いになることをお薦めいたします。
最近ではフォーマルの様々な場所で使用できる3wayバック等も販売されています。お時間がある時に探しておくとよいと思います。
◆男性や学生のバッグは?
これまでは、どちらかというと女性向きのお話しをさせていただきました。
では男性は?学生は?
男性
男性は、フォーマルな場でバックを持たない方が多いです。
男性のスーツは内ポケットを含めポケットがたくさん付いており、あまり必要がないかもしれません。
ただ、ポケットにあまり入れたくない方、ポケットが盛り上がってしまう場合はスマートではありません。
その場合はクラッチバックを持たれるとよいと思います。
選び方は女性と同じです。黒色でマットな素材、光る金具が無い落ち着いたバックを選びましょう。
学生
学生は、参列する際、制服で大丈夫です。
バックも通学用バックで大丈夫です(たくさんキーホルダーを付けている場合は外しましょうね)。
荷物が少ないのでしたら、バックは持っていかない。という選択肢が楽かもしれませんね。
◆持ち物について
前述しましたが、お葬儀に参列する際の持ち物は、以下のようなものが必要になると思います。
お香典、数珠、お財布、スマートフォン、ハンカチ、ティッシュペーパー等々。
プラスして季節、天気によっては日傘、折り畳み傘、羽織るものなども必要になりますね。
赤ちゃんがいらっしゃる方は、オムツ等も必要になります。
そしてご親族の方はお手伝いとしてエプロン等も必要な場合がありますね。全てサブバックに入れましょう。
◆お香典について
お香典はバッグにそのまま入れるのではなく、袱紗に包みましょう。お葬儀の場合、袱紗は黒や紺、紫色のものを準備しましょう。
◆最後に
今回は、お葬儀の際のバック、持ち物についてお伝えさせていただきました。
ご親族、参列される方のお気持ちを考え、マナーを大切に、バックを選んでいただければと思います。
読んでいただき、ありがとうございました!